2015年4月30日木曜日

ニホンザルが出産しました

 4月29日、今年度の夏期開園日にニホンザルが出産しました。

 ニホンザルは2頭生まれ、それぞれの母親のお腹に抱かれている状況です。
 成長していくと、母親から少しずつ離れ、一人で行動をしていきますが、いつその行動が見られるかなど、2頭の赤ちゃんの成長を楽しみにしていただければと思います。

 また、昨年生まれたニホンザルの子どもたちが活発に行動をしています。じっくり足を止めて、今回生まれた赤ちゃんとあわせて、その行動もご覧いただければと思います。


4月29日生まれたニホンザルの2頭の赤ちゃんと母親



 

2015年4月24日金曜日

チンパンジーが出産しました

 4月11日にチンパンジーの「フルト」が出産をしました。「フルト」は7年ぶりの出産となります。
 生まれた赤ちゃんはオスです。

 「フルト」は子育てがしっかりとできており、赤ちゃんの授乳も確認できています。
 
 赤ちゃんは、「フルト」のお腹に抱かれている状況です。
 チンパンジーをご覧いただく際は、「フルト」をみつけていただき、お腹に注目してください。
 
チンパンジーの赤ちゃん

2015年4月7日火曜日

ワオキツネザルが旭山動物園で初めての出産

 4月2日午後、ワオキツネザルの「フランネ」が出産をしました。
 旭山動物園では、ワオキツネザルを1991年から飼育をしていますが、繁殖は初めてとなります。

 出産した「フランネ」は2014年7月23日に愛知県の日本モンキーセンターから、ブリーディングローン(繁殖のための借り入れ)で来園した個体です。

 まだ赤ちゃんは母親の「フランネ」のお腹に抱かれてますが、成長していくと背中に乗る姿など活発な姿が見られます。

 4月29日の夏期開園時には、成長した姿が見られると思います(気温が低い場合は外の展示はできませんのでご了承ください)。

 夏期開園をぜひ楽しみにお待ちください。

「フランネ」のお腹に抱かれている赤ちゃん

2015年4月5日日曜日

ボルネオオランウータンの命名式を行いました

 2015年2月5日に7年ぶりに生まれたボルネオオランウータンの赤ちゃん(メス)の命名式を、本日行いました。
 愛称の募集は、3月1日から3月15日の15日間行い、応募総数697通ありました。
 その中から、愛称と命名理由の二つから厳正なる選考を行い、愛称が決定しました。

 愛称は、「森花(モカ)」です。

 命名者は、札幌市在住の斉藤映莉子さんで、

 「森に咲く美しい花のように、かわいらしい女の子に育ってくれますように」

 という命名理由で考えていただきました。

 命名者の斉藤さんには記念品として、NPO法人旭山動物園くらぶ様からオランウータンの親子のぬいぐるみとオランウータンのTシャツ、旭山動物園からは職員が撮影したオランウータンの親子の写真をお渡ししました。

 今後も、オランウータンの赤ちゃんの成長を温かく見守っていただきたいとお思います。

左から、オランウータン担当者の大内、園長の坂東、命名者の斉藤さんご家族、NPO法人旭山動物園くらぶ 森理事長

ゴマフアザラシの「ウイ(♂)」の訃報

 あざらし館で過ごしていた、ゴマフアザラシの「ウイ(♂:27歳)」が、4月1日に心不全のため死亡しました。

 「ウイ」は旭山動物園で初めて人工哺育で育ったアザラシで、旭山での人工哺育の技術を確立するきっかけになった個体でした。その後は、5頭の子孫を残しています。

 ここ数年、体毛は白くなり、白内障により目も見えなくなり、耳も悪くなっている状態でしたが、気持ちよくプールを泳ぐ姿も見られてていました。

 3月下旬頃からアザラシの発情期に入り、他のオスに追われることもありましたが、陸上の隅の方で静かに過ごす姿が見られていました。

 あざらし館ができる前からいた個体だったので、とても寂しい気持ちになります。

プールで泳ぐ「ウイ♂」